メキシコの万能唐辛子
グアヒージョはメキシコ料理を代表する乾燥唐辛子のひとつで、辛味は控えめながら、赤い果実やベリーを思わせる穏やかな甘みとコクが特徴です。ナス科トウガラシ属の完熟果実を乾燥させたもので、16世紀以降のメキシコ食文化とともに発展し、現在でも家庭料理からレストランまで幅広く使われています。特にチリ・コン・カルネ、エンチラーダソース、モーレソースなどでは、辛さよりも色味と旨味を加える目的で欠かせない存在です。近年はメキシコ料理以外にも、煮込み料理やトマトベースのソース、スパイスカレーに使われることも増え、唐辛子=辛いだけではないという価値を伝えるスパイスとして注目されています。
辛味は弱め。色付けと風味付け目的に向く。