TRIVIA スパイス百科
クミンシード CUMIN SEED
料理に加えるとエスニックなテイストに
エジプトが原産とされるセリ科の一年草の種子(シード*)で、表面には縞模様が入っており、カレーをはじめとするインド料理には欠かせないスパイスです。嗅いでみるとまさにカレーで、これがカレーの香りの根幹を担っていることがわかります。また、ほんのりとした辛味と苦みも持ちます。
ブラッククミンは黒ごまのような見た目で、嗅ぐと土っぽい香りですが、加熱すると香ばしさが出てきます。クミンの名はついていますが、クミンとは別種で、インドではカロンジ(ヨーロッパではニゲラ)と呼ばれ、インド料理に広く使われます。
*スパイスとしてはシード(種子)ですが、植物学上では果実の部分にあたります。
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カルダモン CARDAMON
カレーなどにも使われる“スパイスの女王”
カルダモンは2~4mの高さに生長する、インド原産のショウガ科の多年生草本です。
白色で中央は赤紫のような色をした花を咲かせ、楕円形の果実をつけます。香辛料として使われるのは、この果実の部分です。さや(外皮)にはほとんど香りはなく、種子に凝縮しており、ほのかに柑橘類を思わせる、さわやかで上品な芳香から「スパイス の女王」と言われます。
体を冷やし、消化を助ける作用があるため、気温が40℃近くまで上がる灼熱のアラブ諸国では日常生活に欠かせないスパイスのひとつになっています。
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唐辛子(レッドペッパー) RED PEPPER
辛味のスパイスの筆頭 種類はとても多彩
舌が焼けるような辛さを持つ唐辛子は、熱帯アメリカが原産。歴史は古く、1万年以上も前から栽培されていたと言われており、世界各国の料理で、おもに辛み付けに使われています。品種の数は数千にのぼるとされ、品種や産地によって辛味や風味、色などは異なりますが、空洞で内部に種を含んでいます。ししとうなども唐辛子の一種ですが、これは甘口タイプであまり辛味はありません。唐辛子や鷹の爪、チリペッパーなどの名で売られている香辛料は、辛口タイプでホットな辛味を持ちます。
唐辛子は辛さだけでなく、健康につながるビタミンCも豊富に含んでいます。大航海時代の冒険家バスコ・ダ・ガマは、ビタミンC不足による船員の壊血病を、唐辛子によって防いだという言い伝えがあります。なお、辛味成分であるカプサイシンには、血行や新陳代謝を促進する効果があるとされています。